カホンマイク
CHMP-1 cuerno
カホンの生音を極限まで再現。
カホンは構造上、そのままの音を収音するのが難しい楽器です。そんなカホン本来の音を忠実に再現し、音作りを劇的に効率化した革新的なカホンマイク、それが「CHMP-1 cuerno」です。
製品画像
cuernoの性能
- サウンドホールの開閉度を調整可能とする機構を搭載。
- 開閉機構には45段階のクリック機能がついているため、細かな調整が可能。
- プリセットされた4バンドEQを内蔵したプリアンプを回路に搭載。ハウリングに強く、カホン本来の音を忠実に収音できる。
- 表面はゆず肌+つや消しブラック仕上げでマットな仕上がり。
- ファンタム電源48V駆動。
- 約Φ105~Φ115mmのサウンドホールに対応。
当社製品に限らず他社のカホンにも使用可能。 - 別売りのアダプターを使用することで、対応口径をΦ130mmまで拡張可能。
その他の特徴
ハウリングを生かしたフィードバック奏法
打面を強く押さえることで、フィードバックを発生させ、演奏に生かすことができます。フィードバックの発生具合は、開閉機構により制御可能です。
※カホンの構造や環境(低音域の出力など)によっては、フィードバックが発生しません。
別売アダプタによりサウンドホール径の異なるカホンにも対応
CHMP-1 cuernoは約Φ105~Φ115mmのサウンドホールに対応しており、他メーカーのカホンでも同等の性能を発揮します。また、専用アダプタ「CHMP-A」を使用することで、対応口径をΦ130mmまで拡張可能です。
※2:専用アダプタ「CHMP-A」は別売です。また、CHAANYカホンをご使用の場合、アダプタは必要ありません。
cuerno PV動画
※イヤホン推奨
共同開発者
Marty Lost Works
「そもそも僕自身PAをやることがあり、カホンの理想の音量、音色が出せず困っていました」
Marty Lost Works代表:的場洋太
「開発依頼を頂いたときにCHAANYさんの工房へお邪魔し、1台のカホンを製作するのにどれだけの手間暇がかかっているのか、また奏者のライブ時の悩み等、様々なお話をしていただきました。
正直いうと、それまでカホンというのは”理科室に置いてある長方形のイスみたいな箱で、すぐにハウリングする”という印象で、PA的にはいやな楽器でした。笑
ただ(CHAANYさんの)お話を聞いてその考えは180°反転し、カホンの未来性に驚きました。」
音量が出せないデメリットを解消したい
「カホン単体のライブというものは少なく、基本的にはアコースティックギター、キーボード、その上にボーカルが乗っかるライブとなります。しかし、他の楽器に負けない音量をカホンで出そうとすると、ハウリングが起きていまう。
レコーディングであれば、マイクをたくさん使えば”カホン自体の音”を録音することが可能ですが、ライブとなるとそうはいきません。
ライブでは『サウンドホールにダイナミックマイクを1本向ける』『カホン内にコンデンサーマイクを設置する』等の対応がセオリーですが、大抵の場合、カホン自体の音をお客さんに届けることが難しくなります。」
理想の音量・理想の音色に近づけるマイク
「以上のような問題を踏まえて、
- ボリュームを上げてもハウリングが起きない
- 楽器本来の音を忠実にお客さんに届ける
大まかにこの2点に的を絞り、試行錯誤の末、完成したのが”cuerno”です。
サウンドホールに耳を近づけた時に聞こえる音が収音できる仕様となっているため、既存のマイクとは比べ物にならないほどリアルな音をお客さんに届けることが可能かと思います。
カホン本来の音がより沢山の人に届くことを願って!」
cuernoの使用動画
Marty Lost Worksの的場さん、パーカッショニストの吉本ヒロさんによる、
cuernoを使った音作り・使用感についてのトークを撮影しました。
Marty Lost Worksの的場さん、パーカッショニストの吉本ヒロさんによる、cuernoを使った音作り・使用感についてのトークを撮影しました。
スペック
製品 | コンデンサーマイク カホン用 |
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周波数特性 | 30Hz~20kHz |
電源 | ファンタム電源+48V |
寸法 | Φ118mm×54㎜(D×H) |
機能 | ホールシャッター45段階クリック |
対応サウンドホール径 | 約Φ105~Φ115mm アダプタ(別売)装着によりΦ105~Φ130mmまで拡張可能 |
CHMP-1 cuerno
CHMP-1 cuerno
CHMP-A cuerno専用アダプタ
CHMP-1 cuerno:¥35,000(税別)
CHMP-A アダプタ:¥3,500(税別)